西室院について
当院は、総本山金剛峯寺から1キロほど離れたところに位置している塔頭寺院の一院であります。
高野山開創時の弘法大師空海さまが開基であります。
高野山の伽藍で大師御住房である中院を軸に東西南北に設けた一室の僧坊が、1200有余年の歴史を経て現在に至っております。
周囲には本山拝観所の女人堂や徳川家霊台が近くにあり、門前には高い杉に囲まれた公園があり、その地にある金輪塔は古の道場を想起させてくれます。
落ち着きと静けさのある当院は、祈りの参拝者、旅行者にとって、その印象を深めるには最適と思われます。